うつ うつ病

「うつ病」と「うつ」は違うのか

 

最近、テレビや新聞雑誌などのメディアで、「うつ」がふえているということをよく目にします。
確かに、話の中では「このごろ、ちょっとうつっぽいんだよね」などと口にすることも多いです。

うつ うつ病

その一方で、「うつ病」という言葉もあります。

 

「うつ病」とは病気であって医学的な病名です。
それでは、「うつ」っぽいという時は、どうなのでしょうか。
辞書的には「心にわだかまりがあって,気持ちの晴れ晴れしないこと。」とかあります。
「うつ病」と「うつ」の違いは、

  • 「うつ病」が医学的に診断される病気・病名
  • 「うつ」は気持ちや気分の状態

ということで、同じものではありません。

 

うつ病の一つの症状として「うつ状態」ということもありますが、
うつ状態もあるけれど、うつ病のきっかけは、統合失調症によるうつ状態、がん患者さんのうつ、職場で上司に怒鳴られたショックのうつっぽい、など鬱っぽくなるなど原因は様々で、そのような原因がわかっていなければ、それは「うつ病」ではありません。

 

メディアでは、「うつ」と「うつ病」の言葉の扱いは曖昧です。
現代は、うつ状態の人が増えている、ということもありますが、問題となっているのは、「うつ病という病気の人が増えている」ということです。

 

うつ病は放っておくと、本人はもちろん、仕事や生活環境で周囲にも影響があります。
最悪の場合には、自殺という命の問題にまで達してしまいます。
「うつ病」はきちんと医療機関の診断・治療などを受けることが必要な病気なのです。

 

 

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