うつ病は、適応的な反応が過剰たために心が苦しくなってしまう状態です。
とても人間的な病気です。
何かあって困ったとき、嫌なことがあるとき、人生の袋小路から抜け出るためにちょっと立ち止まって自分の行動や考え方を振り返ります。
そして、今後どうするのがいいか、を考えます。
つまり、就活、結婚、雇用など、人生の節目節目にあたる時期に、よりよい人生に向けて方向転換するための人間的な反応です。
うつの状態だからといって、人間として劣っているわけではありません。
人格が破綻するような病気でもないうつ病。
最近では、画像検査の技術革新によって、体質・心理的ストレスにかかわらず、脳の不調のために起きるもの、との研究もでています。
就活うつ状態になってしまう就活不況と言われ続けている日本。とくに重くのしかかってきているのが、若年層の「就活生」。その心が不安定になっているのは確かなようです。インターネットに、自殺願望が書き込まれ話題にもなったりします。2012年6月8日に政府が発表した「自殺対策白書 2012年版」によれば、20...
≫続きを読む
一般の社会が理想とする体型が資源利用に左右されている、ということはお固い学会では定説です。とくに、食糧不安などにさらされている状況では、困難な環境で生き延びる能力が高いとみなされます。そのため、太目の女性が好まれる傾向にあります。これは、現代社会では失業などの問題でもこうした不安に該当します。いまま...
≫続きを読む
子どもの頃に虐待された経験がある、または、虐待の場面を目撃した。そうすると、脳の構造が変化して、その後の人生でうつ病を患ったり、薬物を乱用する恐れが出てくる、という論文が、イギリスの英学術誌「Neuropsychopharmacology(神経精神薬理学)」に掲載されました。この研究を発表したのは、...
≫続きを読む
うつ病は中高年の病だ、と思っている方々も多いのですが、現代は男女を問わず30代に多いのです。うつ病体験をみても、30代にうつ病が増えていることがわかります。さらに、労災や自殺者の増加傾向を表すデータを見ても、30代に大きなしわ寄せがいっていることがわかります。企業も、30代の社員のうつ病にどう対処し...
≫続きを読む
最近、テレビや新聞雑誌などのメディアで、「うつ」がふえているということをよく目にします。確かに、話の中では「このごろ、ちょっとうつっぽいんだよね」などと口にすることも多いです。その一方で、「うつ病」という言葉もあります。「うつ病」とは病気であって医学的な病名です。それでは、「うつ」っぽいという時は、...
≫続きを読む
ハーブといえば、一般的に香りの強い植物を「ハーブ」と読んでいます。定義がはっきりしているわけではないんですね。香草、と呼ばれることもあります。塩分や脂質が控えめの健康に配慮した食事は、普段、肉類やファーストフードで食べているものと比べると、物足りなさを感じることもあるかもしれません。そんな時は、ハー...
≫続きを読む